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MBAアカデミー

京都大学経営管理大学院に合格者を輩出しています。

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今年も合格者輩出!

当アカデミーで添削・模擬面接を受けた受験生が京都大学経営管理大学院に合格しました。
これで、二年連続の合格者輩出。
このままの勢いで来年度も多数の合格者を出したいと思っています。
MBAにご関心・ご興味・入試に不安のある方はお気軽にご相談ください。
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京大MBA交換留学体験記21

試験の全日程が終了しました。

試験が終わるとほとんどの交換留学生は帰国します。
中には2セメスター(1年)以上滞在する学生もおり、その学生はそのまま残ります。
(あるいは一時帰国)


京大MBAの交換留学は基本的に1セメスターの提携なので試験が終了すると帰国することになります。


いつ帰るかですが、
帰国までに数週間ミュンヘンで過ごすか周辺諸国を旅行をして帰国する人が多いです。
私も少し観光(1週間程度)してから帰る予定です。


京大MBAの場合TUMで手続きすることはなくそのまま帰国してOKです。
成績証明は経営管理の教務に送付されるらしいく、単位互換のための成績証明の発行の手続きは特別行わなくても大丈夫です。
また、自分で必要な成績証明はサイトから確認でき、ダウンロードできます。


あと、ドイツに入国後に行った住民登録の解除は必要だと思われますので、帰国前にKVRに行って、解除の手続きを行いましょう。



交換留学は入学前の手続きが多少面倒ではありますが、授業が始まってしまえばそこからはかなり自由に時間が使えます。
どのように過ごすかは自由ですので、有意義に活用してください。

京大MBA交換留学体験記⑳

期末試験が始まりました。
初めて外国での試験を体験したということでTUMの試験について書きたいと思います。



・試験登録について
TUMの試験は事前にウェブで登録しないといけません。
登録期間が決まっているので注意しましょう。この期間を過ぎると試験を受けることができません。すなわち、単位が取得できません。
試験登録すると試験日時と教室が表示されるので、そこで試験が開催されます。


・持ち込みできるもの
クラスによって異なりますが、持ち込みできるものの例です。

① ID
Student IDとPhoto IDを持参しないといけません。

②電卓
指定の電卓が持ち込み可でした。
基本的にはプラグラミング機能のない電卓なら大丈夫なようです。こちらではみんな関数電卓を使っています。
③Fomula Sheet
私が受けたクラスのひとつでは所定のフォーミュラシートをプリントアウトしたものが持ち込み可でした。ただし、書き込みやマーカーは不可です。

④辞書
その他英語と母国語の紙の辞書の持ち込みがOKだったりします。


⑤筆記用具
基本的に黒のボールペンだけが使用できます。修正液、修正テープは禁止です。
これも普段から慣れておかないと戸惑ってしまいます。


・試験時間
科目によって異なりますが、1時間のものと2時間のものがありました。科目によって異なります。試験を受けた感覚だと問題のボリュームに対して時間は短めに設定されています。特に、日本人留学生にとってはかなり短めに感じます。


・座席について
座席は自由ですが1列おきに座るように指示されます。
隣とも1個空けるように言われます。
おそらくカンニング防止のためと、問題用紙を配る動線のためと思われます。


・マークシートの試験について
試験によってはマークシート式のテストになります。
こちらでの試験は基本的にボールペンを使うので細いボールペンだと塗りつぶすのに時間がかかります。また、マークを間違えたときは、誤った箇所をバッテンにして正しい箇所をマークします。慣れないとややこしいです。
ボールペンは太いものを準備するとよいです。


・答案用紙
答案用紙・回答用紙・計算用紙などすべて回収されます。計算用紙はすべての紙に名前を記入しないといけないことがあり、大変でした。


・試験中
試験中はかなり厳格で、怪しい行為をするとカンニングとみなされるとかなり注意していました。日本の大学に比べるとかなりきびしめです。
また、試験中に、IDの確認と、フォーミュラシートのチェックが行われました。
また、リストにサインをすることもありました。
途中退室は可能です。でも、退室している人は見かけませんでした。


・試験終了
試験終了後は一切記入不可で、なにか怪しいことをするとカンニングとみなすとのことでした。


・試験の結果の通知
試験の結果は大学のウェブサイトで通知されます。成績証明書もそこからダウンロードする形式のようです。




・感想
試験は英語でなので当然読むのに時間がかかり最後まで十分な時間が取れませんでした。
速読の対策が必要だと感じました。
考えている時間はなく、問題を見てすぐに解かないと最後まで問題が解け切れない感じでした。
試験勉強も、内容を理解しているだけでなく、問題を書いて解けるようにしておかないと短時間で回答するのは難しいと感じました。



京大MBA交換留学体験記⑲

京大MBAからTUM(ミュンヘン工科大学)に交換留学に来ています。
今回はTUMで受講している科目について紹介したいと思います。


京大MBAでは「ファイナンス・会計コース」に所属しているので、京大では 会計やファイナンスに関係する科目を履修することが多いので、 TUMでもファイナンスや会計に関連する科目を選択しました。


受講したのは次の4科目です。 


・Corporate finance(コーポレートファイナス)
企業の財務状況を管理するための科目。企業の資金調達や運用・投資あるいは株主への還元をどのようにしたら最適になるのかを考える科目です。



・Derivatives(デリバティブ)
先物やオプションなどのデリバティブ商品について学びます。特にオプションの価格の決定は数学を使うのでかなり難しいです。 計算をかなり行います。



・Value Based Management (価値基準経営)
EVAという企業の価値をあらわす指標のを計算する方法を学びます。
EVAは企業の業績やマネジメント(経営者)の評価の指標として使われる指標です。
EVAはどちらかというと大企業で使われるのを想定したもので、かなりトップマネジメントレベルの内容を扱う科目です。


・Cost Accounting(原価会計)
企業の原価を計算する科目です。投資の意思決定の方法(計算)も扱います。



4科目の中でValue Base management以外は日本のMBAでも扱う科目なのではないかと思います。Value Base managementはなじみがあまりなかったのですが、EVAに焦点を当てて、EVAについてのいろいろな観点から理解を深める科目です。トップマネジメントの考え方・見方がわかってとても面白い科目です。



京大MBA交換留学体験記⑱

今日はこちらで購入した文房具を紹介したいと思います。



ドイツの蛍光ペン。
写真では大きさがわからないかもしれませんがかなり太いです。

ペンというかチューブを握ってマークする感じです。
なかなかなくならないです。
値段は良く覚えていませんが、3本セットで3EURくらいだったと思います。


次に、



電卓。
期末試験で必要なので買いました。
こっちではこのようなタイプの関数電卓を使うのが普通のようです。

Logやe、括弧”(”などが使えて便利です。

ただ、ボタンが小さく、かつ打ちにくいので、単純な四則演算しか使わないのなら、
日本の電卓のほうが断然計算が早いです。

ちなみに、写真の電卓はアメリカ製です。
電卓は日本製(Casio)かアメリカ製(TI)しか見かけませんでした。

写真の電卓は13EURくらいでした。