期末試験が始まりました。
初めて外国での試験を体験したということでTUMの試験について書きたいと思います。
・試験登録について
TUMの試験は事前にウェブで登録しないといけません。
登録期間が決まっているので注意しましょう。この期間を過ぎると試験を受けることができません。すなわち、単位が取得できません。
試験登録すると試験日時と教室が表示されるので、そこで試験が開催されます。
・持ち込みできるもの
クラスによって異なりますが、持ち込みできるものの例です。
① ID
Student IDとPhoto IDを持参しないといけません。
②電卓
指定の電卓が持ち込み可でした。
基本的にはプラグラミング機能のない電卓なら大丈夫なようです。こちらではみんな関数電卓を使っています。
③Fomula Sheet
私が受けたクラスのひとつでは所定のフォーミュラシートをプリントアウトしたものが持ち込み可でした。ただし、書き込みやマーカーは不可です。
④辞書
その他英語と母国語の紙の辞書の持ち込みがOKだったりします。
⑤筆記用具
基本的に黒のボールペンだけが使用できます。修正液、修正テープは禁止です。
これも普段から慣れておかないと戸惑ってしまいます。
・試験時間
科目によって異なりますが、1時間のものと2時間のものがありました。科目によって異なります。試験を受けた感覚だと問題のボリュームに対して時間は短めに設定されています。特に、日本人留学生にとってはかなり短めに感じます。
・座席について
座席は自由ですが1列おきに座るように指示されます。
隣とも1個空けるように言われます。
おそらくカンニング防止のためと、問題用紙を配る動線のためと思われます。
・マークシートの試験について
試験によってはマークシート式のテストになります。
こちらでの試験は基本的にボールペンを使うので細いボールペンだと塗りつぶすのに時間がかかります。また、マークを間違えたときは、誤った箇所をバッテンにして正しい箇所をマークします。慣れないとややこしいです。
ボールペンは太いものを準備するとよいです。
・答案用紙
答案用紙・回答用紙・計算用紙などすべて回収されます。計算用紙はすべての紙に名前を記入しないといけないことがあり、大変でした。
・試験中
試験中はかなり厳格で、怪しい行為をするとカンニングとみなされるとかなり注意していました。日本の大学に比べるとかなりきびしめです。
また、試験中に、IDの確認と、フォーミュラシートのチェックが行われました。
また、リストにサインをすることもありました。
途中退室は可能です。でも、退室している人は見かけませんでした。
・試験終了
試験終了後は一切記入不可で、なにか怪しいことをするとカンニングとみなすとのことでした。
・試験の結果の通知
試験の結果は大学のウェブサイトで通知されます。成績証明書もそこからダウンロードする形式のようです。
・感想
試験は英語でなので当然読むのに時間がかかり最後まで十分な時間が取れませんでした。
速読の対策が必要だと感じました。
考えている時間はなく、問題を見てすぐに解かないと最後まで問題が解け切れない感じでした。
試験勉強も、内容を理解しているだけでなく、問題を書いて解けるようにしておかないと短時間で回答するのは難しいと感じました。