今回は、交換留学決定から渡航までの流れを書いていきたいと思います。
(あくまで京大MBAからミュンヘン工科大学への交換留学の際の手続きです。)
すべきことは、ざっと以下のとおりです。
まず、TUMへの手続きから。
・TUMの入学申請
TUMへの入学申請です。ネットで登録します。
入力項目が多い&何を入力していいかわからないので結構大変です。
ドイツがわからなくても英語がわかれば大丈夫です。
・メンタープログラムの登録(Mentoring Program)
学生生活をサポートしてくれる現地の学生です。メンターと呼ばれています。
このプログラムは登録して損はないので、ぜひ登録しましょう。
飲み会やイベントなどのお誘いもあり、到着直後は何かとうれしいです。
・お金の支払い
組合費などの雑費です。111EUR支払いました。
なお、海外送金の手数料で銀行によって異なりますが3,000~5,000円くらいかかるのでトータルの支払は2万円近くかかりました。送金元の銀行への手数料に加えて、送金先の銀行の手数料がかかることがあります。きっちり、111EUR着金する必要があるので、送金先銀行でいくら手数料がかかるのか把握している銀行で送金すると良いと思います。
・写真のアップロード
ネットで写真をアップロードします。デジタルデータが必要なので自分でデジカメで撮るか
写真屋さんでデジタルデータを用意してもらいました。ここでアップロードした写真は学生証に載ります。
・健康保険加入(Helth insurance)
健康保険に加入しないと入学が許可されません。
国民健康保険の
AOKが一般的です。
私はプライベートの保険のCare Conceptにしました。
保険の種類によっては入学が許可されないケースがあるらしいので注意しましょう。
・アカウントの取得
手続きが済むとメールで学生用サイトのアカウントが送られてきます。
そのサイトから入学許可証がダウンロードできるようになります。
必ずダウンロード&印刷しておきましょう。
・アパート探し(Accomodation)
TUMへの交換留学は学生寮は割り当てられていないため自分で部屋を探さないといけません。
ミュンヘンではWGといわれるシェアするスタイルが一般的なようです。
・Registration for courses(ドイツ語コース、セミナーなど)
クラスの登録は開始前にウェブサイトで行います。クラスによってはセメスター(学期)の開始前に登録が始まってしまうものがあります。基本的に早いもの順なので登録スケジュールは要チェックです。
その他の準備。
・航空券
トルコ航空が安いようです。往復で7万円から15万円くらいです。
・国際キャッシュカード
あると便利です。
・郵便転送手続き
半年近く留守になるので、郵便物は実家に転送するようにしました。
・大家さんに連絡
私は帰国してからも京大に通学するためアパートの契約はそのままにしました。
アパートに住んでいる方は念のために連絡したほうがいいでしょう。
・WS学修計画書・海外渡航届
留学前に教務から説明があると思いますが、海外渡航届(教務へ)とWS学修計画書(教務と担当教員へ)を提出します。
なお、交換留学される方はWS選びは慎重に。
WSの研究手法によっては留学を許可されない場合があります。
実際に許可されないケースは聞いたことはありませんが、留学すると研究が思うように進まないことがあるので、WSの選定と渡航前の準備は計画的に行いましょう。
※2015年4月時点の情報です。手続き等は変更されることがありますのであくまでご参考まで。