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MBAアカデミー

京都大学経営管理大学院に合格者を輩出しています。

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京大MBA交換留学体験記⑲

京大MBAからTUM(ミュンヘン工科大学)に交換留学に来ています。
今回はTUMで受講している科目について紹介したいと思います。


京大MBAでは「ファイナンス・会計コース」に所属しているので、京大では 会計やファイナンスに関係する科目を履修することが多いので、 TUMでもファイナンスや会計に関連する科目を選択しました。


受講したのは次の4科目です。 


・Corporate finance(コーポレートファイナス)
企業の財務状況を管理するための科目。企業の資金調達や運用・投資あるいは株主への還元をどのようにしたら最適になるのかを考える科目です。



・Derivatives(デリバティブ)
先物やオプションなどのデリバティブ商品について学びます。特にオプションの価格の決定は数学を使うのでかなり難しいです。 計算をかなり行います。



・Value Based Management (価値基準経営)
EVAという企業の価値をあらわす指標のを計算する方法を学びます。
EVAは企業の業績やマネジメント(経営者)の評価の指標として使われる指標です。
EVAはどちらかというと大企業で使われるのを想定したもので、かなりトップマネジメントレベルの内容を扱う科目です。


・Cost Accounting(原価会計)
企業の原価を計算する科目です。投資の意思決定の方法(計算)も扱います。



4科目の中でValue Base management以外は日本のMBAでも扱う科目なのではないかと思います。Value Base managementはなじみがあまりなかったのですが、EVAに焦点を当てて、EVAについてのいろいろな観点から理解を深める科目です。トップマネジメントの考え方・見方がわかってとても面白い科目です。


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