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MBAアカデミー

京都大学経営管理大学院に合格者を輩出しています。

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京大MBA 交換留学体験記⑭ ~準備編3~

京都大学経営管理大学院(MBA)からミュンヘン工科大学に交換留学に来ています。

準備編ということで、今回はミュンヘン留学先のアパートについて書きたいと思います。
京大経営管理(MBA)からミュンヘン工科大学への留学には自分で住むところを探さないといけません。(期間が半年と短期なのと、決定から渡独までの期間が短いため)

以下は、私が現在住んでいるアパートの詳細です。
自分で見つけました。
・家賃595€/month 光熱費+インターネット(Wifi可)込み 
・初期費用
- 契約手数料・コミッション426.5€
- デポジット1414.5€(本来であれば返却されるはず。どの程度返ってくるか不明)
-その他最初に必要になるもの
 マットレス(と布団)とイスを購入する必要があります。
 マットレスは入居するときに100€で購入可。

・アクセス
学校までは電車で30分~40分。乗り換えが一回必要です。

・その他
- アパートは4階建てでかなり多くの人が住んでいるようですが、日本人は見かけません。
- 管理人さんはドイツ語のみ話せて、英語は全く話せません。
   何かあったときはドイツ語で頼まないといけません。
- 自販機・ジム・自習室があります。
- 部屋は日本の感覚からすると1ルームでも十分広いです。
- 部屋もきれいです。学生というよりは社会人が住むくらいのきれいさ


・コンタクト
HP:Campus Südseite
こちらに空き状況や金額が記載されています。
仲介会社が契約の窓口になっていて英語ですべて対応してくれます。対応も早いです。


ここはアパートですが、ミュンヘンにはWGといわれる部屋をシェアするシステムが一般的で、そちらは初期費用はあまりかからず、月家賃も安いです。金額的にはそちらをおすすめかもしれません。


ミュンヘンは学生が多いため住宅事情が厳しいです。
セメスターの直前は特に需要が増えるため、探すのちょっと大変です。

日本にいると部屋探しが全然進まず焦りますが、ミュンヘンに来てしまえば、何かと部屋の情報がいっぱい入るので、とりあえず来てしまうのが良いのかもしれません。


まとめ
①金額に比例して部屋が良くなる(設備がよくなる)ので、安いだけで決めないほうがいい。安い部屋というのはそれなりの部屋。日本から探すのであれば、掘り出し物を見つけるのはほぼ不可能。
②TUMの学生は比較的オリッピック公園周辺に住む学生が多い。(学校の寮もそっちにある。)そちらに住むと友達と遊ぶのには便利かもしれません。
③ミュンヘンは、交通が発達しているので、場所はそれほどに気にしなくてもよい。
④結局、(ライフスタイルによるが)部屋にいる時間はそれほど多くないので、考えすぎなくてもよい。
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京大MBA 交換留学体験記⑬ ~準備編2~

今回はドイツ留学の準備編です。
ドイツに到着後にしなければならない(したほうがいい)手続きを書きたいと思います。


このブログは京大MBAを受験しようと考えている方、
京大MBAから交換留学を考えている方を想定して書いていますが、
今回の記事はドイツに留学される方一般的に参考になるかもしれません。

ただし、あくまで2015年4月の情報なので、
これから手続きされる方は最新の情報をご確認ください。


必要な手続きは以下のとおりです。

①Address Registration(住民登録(Anmeldung))
・パスポート
・写真1枚3.5×5cmくらい
・入学許可証
・健康保険証書
・部屋の誓約書


②Residence Permit(居住許可/学生VISA)
・申請書 
・パスポート ・パスポートサイズの写真×1
・入学許可証 
・経費負担誓約書 (銀行の残高証明書、奨学金の証明書など)
・健康保険証書 
・住民登録証明書(①の手続きでもらう書類)
・ビザ発給手数料(50€くらいだったと思います)


上記の2点については「KVR(Kreisverwaltungsreferat)」で行います。
・Kreisverwaltungsreferat (KVR)
Ruppertstraße 19, 80466 München
Poccistraße(U3またはU6)駅すぐ
窓口について名前の頭文字で部屋が分かれていて
所定の場所で番号札をとって順番がくるのを待ちます。

掲示板で自分の番号が表示されたら部屋に入って手続きです。
私はドイツ語ができないので英語で手続きができました。
書類はコピーをとったら返してくれました。

①②については必要書類一式ごっそり担当者に渡したので、不要な書類も
含まれているかもしれません。
ネットで調べて、必要と思われるものを予め準備しておきました。
参考にしたのはこちらです。


③在留届
手続きはネットでできます。こちら
メルマガに登録するとイベント情報や事件・デモなどの危険情報などが
配信されてくるので便利です。


④銀行口座
私は家賃を払うときに銀行振り込みをしなければならなかったので
口座を開設しましたが、必要なければ必須ではないです。

・パスポート
・入学許可証(学生専用口座の場合)

開設したい銀行の窓口に行きます。
私は「Stadtsparkasse」で開設しました。
理由はミュンヘンに支店が多いと聞いたからです。
学生口座の場合、口座維持費は無料です。
ちなみに口座開設は部屋に通され、窓口ではコーヒーかお水ができきます。
お水は炭酸水でした。


⑤学生証
大学で受け取れます。授業期間前は窓口が開いている時間が短いor休みが多いので営業時間は要チェックです。


⑥セメスターパスの購入
定期券です。学生証がないと発行できないのでまず学生証をとりに行きましょう!
値段は146.50EURくらいでした。(2015.4現在。1セメスター有効)
到着直後は何かと電車・バスに乗る機会が多いので早めにゲットしたい。
この定期があればミュンヘン市内の電車・バスは乗り放題です。



⑦到着連絡
交換留学時に京大の教務から説明がありますが、
到着したら教務の担当の方と担当のWSの先生に連絡先などを報告します。



※2015年4月時点の情報です。最新の情報は各自ご確認ください。
また、間違った情報・変更された情報があるかもしれませんので、各自ご確認ください。

京大MBA 交換留学体験記⑫ ~旅行編2~

休日に日帰りでザルツブルクに行って来ました。

ザルツブルクはオーストリアの街なのですが、ドイツに隣接していてミュンヘンからは1時間半くらいでいけます。

ザルツブルクは鉄道でもいけるのですが今回はバスでいきました。
料金は往復14EURくらいでした。

国境を越えるのにパスポートも見せることなく、オーストリアに来たという実感があまりありませんでした。 

この日は天気が良く街がきれいなのでとても気持ちが良かったです。



 

京大MBA 交換留学体験記⑪ ~準備編~

今回は、交換留学決定から渡航までの流れを書いていきたいと思います。
(あくまで京大MBAからミュンヘン工科大学への交換留学の際の手続きです。)


すべきことは、ざっと以下のとおりです。


まず、TUMへの手続きから。


・TUMの入学申請
TUMへの入学申請です。ネットで登録します。
入力項目が多い&何を入力していいかわからないので結構大変です。
ドイツがわからなくても英語がわかれば大丈夫です。


・メンタープログラムの登録(Mentoring Program)
学生生活をサポートしてくれる現地の学生です。メンターと呼ばれています。
このプログラムは登録して損はないので、ぜひ登録しましょう。
飲み会やイベントなどのお誘いもあり、到着直後は何かとうれしいです。


・お金の支払い
組合費などの雑費です。111EUR支払いました。
なお、海外送金の手数料で銀行によって異なりますが3,000~5,000円くらいかかるのでトータルの支払は2万円近くかかりました。送金元の銀行への手数料に加えて、送金先の銀行の手数料がかかることがあります。きっちり、111EUR着金する必要があるので、送金先銀行でいくら手数料がかかるのか把握している銀行で送金すると良いと思います。


・写真のアップロード
ネットで写真をアップロードします。デジタルデータが必要なので自分でデジカメで撮るか
写真屋さんでデジタルデータを用意してもらいました。ここでアップロードした写真は学生証に載ります。


・健康保険加入(Helth insurance)
健康保険に加入しないと入学が許可されません。
国民健康保険のAOKが一般的です。
私はプライベートの保険のCare Conceptにしました。
保険の種類によっては入学が許可されないケースがあるらしいので注意しましょう。


・アカウントの取得
手続きが済むとメールで学生用サイトのアカウントが送られてきます。
そのサイトから入学許可証がダウンロードできるようになります。
必ずダウンロード&印刷しておきましょう。


・アパート探し(Accomodation) 
TUMへの交換留学は学生寮は割り当てられていないため自分で部屋を探さないといけません。
ミュンヘンではWGといわれるシェアするスタイルが一般的なようです。


・Registration for courses(ドイツ語コース、セミナーなど)
クラスの登録は開始前にウェブサイトで行います。クラスによってはセメスター(学期)の開始前に登録が始まってしまうものがあります。基本的に早いもの順なので登録スケジュールは要チェックです。



その他の準備。


・航空券
トルコ航空が安いようです。往復で7万円から15万円くらいです。


・国際キャッシュカード
あると便利です。


・郵便転送手続き
半年近く留守になるので、郵便物は実家に転送するようにしました。


・大家さんに連絡
私は帰国してからも京大に通学するためアパートの契約はそのままにしました。
アパートに住んでいる方は念のために連絡したほうがいいでしょう。


・WS学修計画書・海外渡航届
留学前に教務から説明があると思いますが、海外渡航届(教務へ)とWS学修計画書(教務と担当教員へ)を提出します。

なお、交換留学される方はWS選びは慎重に。
WSの研究手法によっては留学を許可されない場合があります。
実際に許可されないケースは聞いたことはありませんが、留学すると研究が思うように進まないことがあるので、WSの選定と渡航前の準備は計画的に行いましょう。



※2015年4月時点の情報です。手続き等は変更されることがありますのであくまでご参考まで。

交換留学体験記⑩

京大MBAからドイツ・ミュンヘン工科大学に交換留学に来て、
ドイツの生活も3ヶ月が過ぎました。


授業期間も1ヶ月を切り、そろそろ試験も近づいてきました。
今は、試験に向けて勉強を始めています。


TUMではレクチャーとエクササイズの授業についてはLecturioとシステムがあり、
授業はビデオ録画をし、後で自宅や自習室などで見ることができます。
しかも、講義資料や板書もアップロードされています。


欠席してもビデオを視聴することで授業を受けることができるわけです。
しかも、レクチャーとエクササイズは基本出席をとりません。
期末試験の一発で成績が決まります。


でも、これって授業に出る意味なくない?
っていう気にさせられます。
実際来なくなる人も多いようです。

初回の授業は立ち見が発生するくらいいっぱい学生がいたのに、
だんだん学生が少なくなり、最後のほうにはかなりゆったりになります。

でも、私はせっかく留学に来たんだし授業にはなるべく出席するようにしています。


そして、試験前の現在は、旅行などで聞き逃した授業や、
履修を決める前に受けれなかった授業などをまとめて視聴していて、
このLecturioというシステム、本当にありがたいです。

改めて最初のうち、全然理解できなかった授業を改めて聴いてみると、
意外に理解できるようになっているのもうれしい。

ちなみに、京大では授業のビデオ録画は一部の授業しか行っていません。
京大でもぜひ導入してほしいです。


余談ですが、ビデオを録画する係りの人がいて、時給20EURだそうです。
結構いいバイトですね。